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鉄道模型レイアウト制作日記21.ローカル線ジオラマ「地面の仕上げ-3」

2018-11-24

3-21.ローカル線ジオラマ 新レイアウトの製作その21(地面の仕上げ-3)

(07/03/09の渡瀬さんの日記より)

今回は、前回に引き続き「コースターフ」を使用した作業となります。
前回は、ターフを使用して緑色を付加した訳ですが、「コースターフ」の使用は地面の仕上げというより、この次の作業フェイズへの下準備的な色合いが濃いです。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

「コースターフ」を改めて説明しますと、スポンジをやや粗目の粒にした素材で、背丈の低い植物や草むら、下草のどの表現に使用するものです。
アイテムとしては
・枯草色(24-322)
・緑褐色(24-323)
・明緑色(24-324)
・暗緑色(24-326)
・土色(00200060)
が揃っており、今回は「ターフ」と色調を合わせて、緑褐色、明緑色の2色を使用することにします。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

作業工程は前回と同様ですが、粒が大きく、接着力が欲しかったので、木工ボンド水溶液の濃度を濃い目に調整しました。
塗布した箇所は、線路周りを中心に「草むら」を表現したい箇所全てです。
従いまして、前回使用した「ターフ」を覆うような格好になります。

作業は「ターフ」とは異なり、撒く事が出来ないので、少量ずつ手で貼り付けていきます。
細かい箇所はピンセットを使用しています。
写真では緑褐色を貼り付けたのみで、明緑色は未だ貼っておりません。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

写真をご覧になればお分かりいただけるかと思いますが、立体感が出てきます。
写真は緑褐色のみでして、色調に関しては1色で物足りないので、明緑色を効果的に使用する事で、メリハリが出てくるでしょう。

作業が結構、面倒でして時間が掛かります。
1週間分の作業を先行できましたが、ネタが尽きてしまいました(笑)

この後、いよいよ植樹を行ないますが、この作業は質感向上におけるポイントとなるので、手を抜かずに行なう必要があります。

(07/03/09の渡瀬さんの日記より)