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鉄道模型車両の基本工作1.鉄道模型の付属品を取り付ける

2018-10-21

ほとんどの鉄道模型には、完成品でも、購入した時に、後付けの付属品が付いてきます。
ヘッドマーク、手すり、避雷器、信号炎管、無線アンテナ等、車種により様々です。

これは、パーツが精密すぎて、輸送中に破損してしまうことを防いだり、ナンバープレートやヘッドマーク等を、ユーザーが選択できる様にしている為です。

これらのパーツは、取り付けると実感的で、見栄えが向上してカッコ良くなります!
少し面倒ですが、パーツの取り付け穴が開いたままだったりすると不自然なので、初めての方も、ぜひ頑張って取り付けてみてください♪

鉄道模型の付属品を取り付ける

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

付属品の取り付け方法は、取扱説明者に記載されています。
取り付け箇所と、取り付け部品を、しっかり確認しましょう。

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

取扱説明書を参考に、取り付ける場所を、模型車両を見て確認します。
付属品用の取り付け穴が開いたままでは、カッコ悪いですね♪

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

小さい付属品のパーツは、このようにランナーに付いています。
ここからニッパーで切り取って、車両に取り付けます。
ちなみに、この付属品は、KATO281系「はるか」用のアンテナと避雷器です。
この他にも電気機関車ならヘッドマークといったように、いろいろな付属品があります。

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

パーツはとても小さいので、爪切り等ではなく、きちんとニッパーで切り取りましょう。
ニッパーは、タミヤの薄刃ニッパーがオススメです。
アンテナ等の付属品は、かなり小さいので、慣れていない内は、取り付けるパーツを全部切り取らず、無くさないように、慎重に1つずつ切り取って、車両に取り付けた方が安全です。

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

切り取ったパーツの取り付けは、指で挟んで刺し込みます。
ピンセットで挟むと、はじいてパーツを飛ばしやすいです。
指で挟めない場合は、ピンセットにセロハンテープを巻いて、飛ばないようにしてから作業をすると良いです。

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

車両の取り付け穴にバリがあって、刺し込みにくい時は、キリやけがき針、つまようじ等を、穴に刺し込んで、通りを良くします。

281系(Nゲージ)の付属品取り付け

取扱説明書を見ながら、取り付け箇所全ての付属品を取り付けたら完成です!!
これで、見栄えが大分良くなりました♪

E231系(Nゲージ)の付属品取り付け

E231系(Nゲージ)の付属品取り付け

Tomix(トミックス)製品の車両の場合は、アンテナと信号炎管の取り付け専用のパーツが付いています。
ランナーと一緒になっているので、写真のように切り取って使います。

E231系(Nゲージ)の付属品取り付け

このように、アンテナ及び信号炎管を、取り付けパーツの先端に差し込んで、車両に取り付けます。
詳しくは、取扱説明書をご覧ください。

ちなみに、アンテナ等の小さい付属品は、無くしても大丈夫な様に多めに付いていて余ります。

EF510(Nゲージ)の付属品取り付け

EF510(Nゲージ)の付属品取り付け

さて、パーツはピンセットを使わず、指で刺し込むと書きましたが、あくまでケースバイケースです。
例えば、最近の電気機関車の付属品パーツの「手すり」は、ピンセットでなければ取り付けは難しいです。
この手すりは、あまりにも細いので、パーツとランナーの境目でキレイに切り取ろうとすると、手すりが折れてしまいます。
パーツを、数mmのランナー毎いったん切り取って、それから、その数mmのランナーを切り落としましょう。

C57-180(Nゲージ)の付属品取り付け

C57-180(Nゲージ)の付属品取り付け

蒸気機関車のナンバープレート等は、少量の接着剤できちんと取り付けないと、走行中に脱落します。

接着剤は、ゴム系の接着剤が適していますが、TomixやKATO製品のようなプラスチックモデルの場合は、普通のプラモデル用の接着剤でも大丈夫です。
但し、接着剤を付けすぎるとはみ出して汚くなりますので、注意してください。

付属品パーツで、鉄道模型をお手軽ディティールUP!!
付属品をきちんと取り付けて、あなたの鉄道模型をリアルに仕上げてください♪