7.車両にインレタ・転写シートを貼る

車両の基本工作

行き先方向幕等のシール類の貼り付け方は解説済みですが、鉄道模型には、シール以外にもインレタ、転写シート等と呼ばれる標記用の付属品があり、主に車番等がこの転写シート方式で付属されています。

これら転写シート類の貼り付けは、シールよりも少し難しいですが、慣れれば大丈夫です!
貼り付けた方がリアルに仕上がり、より実感的になりますので、ぜひ頑張ってください♪

それでは、早速、転写シートを貼り付けてみます。

車両にインレタ・転写シートを貼る

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
Tomixの24系25形特急寝台客車「北斗星・JR東日本仕様Ⅱ」に車番を貼り付けます。
実車の運用は、2008年3月のダイヤ改正で1往復になり、東日本仕様と北海道仕様の混合編成になるみたいですね。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
こちらが、Tomixの「北斗星・JR東日本仕様Ⅱ」です。
Tomixの客車は、好きな番号を選択できるように、車番は全て転写シート方式になっています。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
これが転写シートです。
薄い台紙が付いています。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
取扱説明書に貼り付け方、貼り付け位置、注意書きが記載されているので、きちんと読みましょう。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
こちらは、転写用具「バーニシャー」です。
ボールペン等でこすっても良いのですが、専用工具の方が綺麗に仕上がります。
大きな模型店や画材屋で購入できます。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
取扱説明書で、転写場所を確認します。
車両の両側面で、貼り付け位置が違う場合があったり、 同じ位置に見えても、正面と裏側では正反対になっているので、しっかり位置を確認しましょう。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
位置を確認したら、その場所にシートを当てます。
車番の下の白線は、目印用の位置合わせ線で、通常、車両の床面に合わせます。
但し、車両によってはこの限りではないので、取扱説明書で確認してください。
客車の場合は、床面に合わせると、車番が床面付近の金線や白線に近すぎるので、 この金線や白線に位置合わせ線を合せると良いでしょう。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
転写したい番号部分をバーニシャーで軽くこすります。
力任せにこすると、上手く転写できません。
少し力を入れる感じで、転写したい部分を何度も丁寧にこすりましょう。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
ゆっくりシートをめくると転写されてます。
必ず「ゆっくり」そ~っと、めくりましょう。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
綺麗に転写できました。
最近の転写シートは、薄い透明の保護シートで番号全てが繋がっているので、転写し易くなっています。
でも、これで終わりではありません。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
転写シートの保護紙を転写部分に当てて、その上からバーニシャーでこすります。
保護紙は裏表がある場合があり、その場合は必ず「つるつる」の方を車両に当てます。
今回は、先ほどよりも少し力を入れて、しっかりと何度もこすります。
転写したら、次の転写を行う前に、すぐこの作業をします。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
これで、完了です!
キットの場合は、保護にクリアコートを吹きますが、これは塗装面の保護の為で、完成品の場合は、通常クリアは吹きません。
しっかりこすってあれば、簡単には剥がれませんので、このままで大丈夫です。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
同じように、全車両に貼りましょう。
紺色の客車には白い車番が映えますね♪

車番を貼って、更にディティールUP!!
こうして、どんどん鉄道模型がリアルに仕上ってくると、より愛着が沸きませんか?

中古品の車両にインレタ・転写シートを貼る

でも、昔の車両はこのように上手く貼れない場合があります。
オークションで入手した鉄道模型や、転写シートが昔のままの再生産品等の場合は、ちょっとしたテクニックが必要です。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
こちらは、113系1500番台です。
転写シートが古かった為か、上手く転写できませんでした。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
上手く転写できなかった場合は、セロハンテープで剥がします。
爪や尖ったもので無理にこすって剥がそうとすると、車体を傷つけてしまうので注意してください。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
先ほど、簡単には剥がれないと書きましたが、セロハンテープでもすぐには全部剥がれません。
何度も何度も繰り返して綺麗にします。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
その他に、位置合わせ線が余計なところにくっついてしまった場合等も、セロハンテープで剥がします。
最近の転写シートであれば、こすっていない車番や位置合わせ線はくっつかないのですが、 古い転写シートの場合は、余計なものや、これから他に使う大事な車番がくっついてしまうことがあります。
こんな時は、必要な車番だけを切り取って、セロハンテープで正確な位置に止めてからこすると良いです。

鉄道模型(Nゲージ)のインレタ・転写シートの貼り付け
綺麗に転写できました。
古い転写シートほど、強くこすると上手く貼れませんので、注意してください。

綺麗に車番も貼れて、鉄道模型もグレードUP!!
インレタ・転写シートをきちんと貼り付けて、あなたの鉄道模型をリアルにしてください♪