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今回は、新治線の中心駅「河中駅」をご紹介します。 前オーナーが設置されていた駅は、立派な交換設備を持った駅だった訳ですが、 その構造は、父のレイアウト「上内線」に設置した「葛梅駅」と類似していた事に加え、 新治線建設時に計画していた駅は「秘境駅」を前提としていた為、 立派過ぎたのであっさりと撤去してしまいました。 その3(スイッチバック)で詳細を書きますが、「河中駅」はスイッチバックとセットで 考えるべきものなのですが、設置スペースに関して、大きな制約下にあったのは事実だと思います。 車輌走行を楽しむに当たって、交換設備が欲しかった訳ですが、 その場所をひねり出すのが最初の難関でした。 本線内に信号場を設置する事も含めて検討しましたが、 結論としては、駅で分岐させる方法に落ち着きました。 駅には、2両編成を停車させるスペースが欲しかった訳ですが、 スペースの都合で、どうしても通常のポイントが使用できません。 その結論として、駅進入時は「Y字ポイント」を使用しています。 ホームは、1面2線式としています。 本当は、片面1線の小ぢんまりとした駅にしたかった訳ですが、 前述の理由により2線式としています。 この時点で、ローカル線における中核駅的な要素を持ってしまった為、 ワタシが想定していた「秘境駅」のイメージから少し離れてしまいました。 結果的にこれが(その6)に繋がって行く形となります。 ホームは、トミーテック「街並みコレクション第4弾」のローカルホームを 2セット使用しています。 製品を実際に所有されている方は分かるかと思いますが、 単純に2セット使用して延長しても繋がりませんので加工してあります。 (因みに「河中」の名称は街並みコレクションそのまんまです) ホームの先端(スイッチバック方面)には、トイレに向かう通路を設け、 その先には作業員用の詰所を設置しています。 駅構内には、3灯式信号機を1基設置しました。 レイアウト製作中に発売になった「腕木式信号機」を使う事も考えましたが、 コスト面から見送る事としました。 一番悩んだのは「駅舎」の設置でした。 昨年、訪問したJR九州 肥薩線「大畑駅」「矢岳駅」「真幸駅」「嘉例川駅」などは、 旧くて趣のある木造駅舎が設置され、ワタシもレイアウトに是非盛りこみたいと考えましたが、 スペースの都合上、設置を断念せざるを得ませんでした。 ワタシとしては、駅終端部分の先に木造駅舎が設置されているイメージは持っています。 このあたりは、今後背景に写真を入れるなどして、再現するかも知れません。 駅構内には、「カメラを構える観光客」、「乗務員」、「トイレに向かう客」、 「女性観光客」の計4名、詰所に2名の作業員、計6名もの人が居ます。多いですねぇ〜。 ホーム上には、待合室、花壇などを設置して、小奇麗にしました。 これも、昨年訪問した肥薩線の影響でして、肥薩線の各駅ではJR九州の委託を受けた ボランティアの方がちゃんと手入れをされており、それに感銘を受けたので、 ワタシも敢えて綺麗な駅を目指しました。 駅のイメージとしては、肥薩線「大畑駅」、土讃線「坪尻駅」の 折衷的なイメージを持って居ます。 皆さんは、どの駅を想像していただけたでしょうか? 因みに写真に写っている車輌は、某JREのものばかりですが、 特に意識した訳ではありません。念の為に誤解無き様… |
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