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鉄道模型レイアウト制作日記3.ローカル線ジオラマ「検証」

2018-11-15

3-3.ローカル線ジオラマ 新レイアウトの製作その3(検証)

(07/01/23の渡瀬さんの日記より)

一昨日から情報公開を始めました新レイアウトは、他の方が製作途中だったものを譲っていただき、ワタシが製作を引き継いだものです。

早速、作業を開始し始めた訳ですが、その中で気付いた事などを書きたいと思います。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

①新レイアウトのベース構造

ベースはベニア板に補強用の枠組みが組まれた剛性が高いものです。
その上に厚手の発泡スチロール板を組み合わせています。

ワタシはコレまでレイアウト製作時には発泡スチロール板を土台に敷く事はしてこなかったのですが、今回のレイアウトは山岳区間となっており、立体感を出すのに有効な手段だと思います。
これについては後述します。

②新レイアウトの地面の土台

今回、このレイアウトを検証して一番驚いたのと同時に関心させられたのは「段ボール板」の活用でした。
段ボールは入手性が高く、加工が簡単な反面、剛性が低い、耐用性が低いと考えられがちな素材だと思います。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

本レイアウトでは発泡スチロールと段ボール板、空間の隙間を埋める素材として新聞紙を丸めたものを使用しており、非常に効率的な作り方をしています。
実際に触ってみると、きっちりと固定されている事で剛性は確保されており、鉄道模型には充分だと思いました。

ワタシは生真面目に木材や発泡スチロールを多用してきましたが、作業性やコストを考えると、結構使える箇所は多そうですね!

山、トンネル部分についてはワタシのレイアウトに対する考え方から、不本意ではありますが、解体作業に取り掛かりますので、その結果を持って報告します。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

本レイアウトは①で述べた構造を採用している結果、線路はベニア板から数センチ上方に設置される結果となりました。
立体感については、渓谷の部分に効果的に使われています。
渓谷部はくり抜いた形となっているので、渓谷の深みが強調される効果を与えています。

写真をご覧いただけばお分かりになるかと思いますが、車輌と水面の高低差がかなり確保され、秘境度アップにかなり貢献してくれそうです(^^)/

(07/01/23の渡瀬さんの日記より)