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新治線、最大の目玉は「スイッチバック」にあります。 以前から、スイッチバック付きレイアウトを作りたいと考えていましたので、 今回のレイアウトは、「スイッチバック」が欲しいが故に製作したと言っても 過言ではありません。 スイッチバックの定義について、フリー百科事典『ウィキペディア』では以下の通り、 解説しています。 『鉄道において、さらに先に進むために、駅・信号場で列車の進行方向を変えて運転すること。 またそのための鉄道施設をいう。 設備としてのスイッチバックを設置目的別に分類すると次の通りである。 1:勾配を緩和するために、本線上で列車の進行方向を逆転させるもの 2:本線から平坦な場所へ引込み線を分岐させた結果、進行方向の逆転が発生するもの 3:鉄道敷設の経緯などによって作られるもの 狭義では、勾配を克服する事を目的とする1および2の類型のみを指し、 (勾配を伴わない)3を含めない考え方もある。 2.の類型については、登坂力の小さい機関車牽引列車を勾配中に停車させる事を避けるために設けられるものであるが、 車両の性能が向上したために必要が薄れ、運転上のロスが大きく不利であることなどから廃止の傾向にある。』 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:スイッチバック 今回のレイアウトについては、「2」の理由により設置されたものです。 当初は「1」での設置も検討しましたが、エンドレス運転が出来ない事による弊害を考慮して 「2」としました。 (鉄道模型レイアウトで「1」を製作するのはある意味、難しい決断を迫られると思います。) この結果、「坪尻駅」と同様の構造を持つ駅となりました。 当たり前の話ですが、本線より分岐される「引込み線」及び「駅」は、 平坦な場所に設置するのが必須となります。 本線は、スリップポイントに向けて勾配を上り、ポイントを通過後、 再び下る構成になっています。 スイッチバック用のポイントにはスペースの都合、導入コスト、システム信頼性等を考慮して 「ダブルスリップポイント」を採用しています。 待避線の直ぐ脇には山がそびえており、断崖になっています。 したがいまして、落石防止用のシェルターを設置しました。 当初、このシェルターはダム湖付近に設置されていましたが、 こちらに設置する必要性を感じませんでしたので、移設しました。 (元は前オーナーの方が製作したものですが、ペラペラで剛性が無かったので 同サイズのものをワタシが製作しました。) 写真の車輌は、スイッチバックに縁が無いJR北海道のディーゼルカーばかりですが、 単行運転が似合っているので、好んで走行させています。 余談になりますが、写真のキハ150型(富良野色)が通過する脇には渓流が流れており、 釣人約1名が呑気に釣りを楽しんでいます。(この後、災難が降りかかる事を知らずに…) |
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