鉄道模型レイアウト入門講座

鉄道模型

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1.レイアウトの種類と解説



固定式レイアウトとは、その名の通り、ベニヤ板枠や発砲ボードといったベースとなるボード上に、 線路やストラクチャーを固定して置きっぱなしにするレイアウトです。
いつでもすぐに模型を運転することができて便利です。

ジオラマ等、情景を緻密に再現するのに向いていて、鉄道模型が趣味の人にとっては憧れのレイアウトです。
その代わり、レイアウトの十分な収納スペースや設置場所を必要とするので、気軽にできるレイアウトではないです。
固定式レイアウト


分割式レイアウトは、利便性を高める為に、固定式レイアウトを分割できるようにしたレイアウトです。
レイアウトを分割できると、収納や持ち運びに便利になり、より大きくて線路長の長いレイアウトを作成できます。
この為、イベント等でもよく見られるレイアウト方式です。
グループで各々が担当部分の分割レイアウトを作成して持ちより、運転会を開催したりと言った使用例も多いです。

分割されたレイアウト同士の接続は、伸縮する専用のレールを利用します。
規格を合わせた専用のレイアウトボードも発売されていますので、分割式レイアウトを手軽に作成できます。
これら、四隅専用のボードとその間を繋ぐ細長いボードを組み合わせてレイアウトを作成すると、 真ん中が空いた形の大きなレイアウトが完成します。

但し、いくら収納に便利と言っても、それは固定式レイアウトに比べればと言うことであり、 大きな収納スペースが必要になることには変わりありません。
バリアブルレール
分割式レイアウト用伸縮レール
分割式レイアウト
分割式レイアウト
分割式レイアウト用ボード


半固定式レイアウトとは、分割式レイアウトのボードを1つだけ利用したり、展示用の小型ジオラマを利用して、 他の部分をお座敷レイアウトで補うレイアウト方式です。

スペースも最小限で済む為、収納場所も確保しやすく、部分的なシーナリーも楽しむことができる日本の住宅事情にマッチした 簡易なレイアウト方式と言えます。
但し、レイアウトボードとお座敷レイアウトの段差がある為、橋脚等を利用して上手く勾配を処理する必要があり、 設営に多少手間がかかります。


お座敷レイアウトは、座敷(自宅の床)の上にそのままレイアウトを組むことです。
誰にでも簡単にできる初心者向けのレイアウト方法で、Tomix(トミックス)から道床付きレール(現在の標準的なレール)が 発売されたことにより一般的になりました。
多くの方は、常時置いておける設置スペースがないので、使用後に片付ける必要がありますが、 あまりにもレール数やポイントが多いと、設置や撤去に時間がかかります。
お座敷レイアウト


敷き布レイアウトは、お座敷レイアウトに一工夫して、もっと情景を楽しむ!という 当サイトが提唱するレイアウトです。
畳やフローリングといった自宅の床が丸見えの状態から、布を敷くだけでレイアウトの雰囲気がガラリと変わります。
その上で、情景溢れる各種ストラクチャー類も充実させていくレイアウト方法です。
布を1枚敷いて、ストラクチャーも集めてみましょう♪
敷き布レイアウト


貸しレイアウトとは、レンタルレイアウトとも呼ばれ、鉄道模型専門店等が車両を走らせるレイアウトを時間貸しで提供するものです。
一般家庭では難しい16両編成といった長大編成の車両が停車できる駅や、 その長大編成を走らせても違和感のない大きなレイアウトが魅力です。
1路線に付き1時間500〜800円程度で利用できます。
グループで運転会を行うといった利用方法も多いです。
貸しレイアウト


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