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前回の地面製作に続きまして、渓谷、岩の着色を行ないました。 これまでの作業で @岩の製作ついては「軽量石膏、型抜きによる生産」 A渓谷の表現については「シーナリープラスター塗布による表現」 の2パターンで作業した事は先日の日記に書きました。 軽量石膏で製作した岩については同じWOODLAND製(KATO扱い) NK00201215:アースカラーセットを使用しています。 これは「岩製作キット」に含まれている着色料のフルセットになっています。 水で薄めて、付属のスポンジで塗る事で質感の高い岩の表現が可能です(^o^)/ これもオススメです。 レイアウト右奥のダム湖付近の岩は「茶系」、駅前面、レイアウト左前面の渓谷付近は 「グレー系」で仕上げています。 注意点としては ・薄い色(薄茶等)から順に濃色系を重ねていくように塗る事 ・黒、ダーク系統は最後の仕上げとして塗る事 ・黒、ダーク系統の使用は少量(薄め)に留めておく事 などでしょうか… 因みに「アースカラーセット」は軽量石膏には相性抜群ですが、 シーナリープラスターには浸透性の問題で相性は決してよくないです。 (使えなくは無いです) 2月28日の「趣味悠々」の放送ではプラスターを多用していました。 確かに内容量と価格のバランス、扱いが簡単、乾燥後の剛性が高い、 岩肌や地面の表現に最適といったメリットが多くあります。 しかし、プラスターには「乾燥後の加工が困難」、 そして「アースカラーセットが効果を発揮しにくい」という面もあります。 「レイアウトには完成はない」といった格言を良く耳にしますが、 レイアウト製作には一通り出来上がった後も、建物を新たに設置したり、 改良作業を行う事で、完成度を高める楽しさがあります。 プラスターをあまり多用し過ぎると、後で手を加える場合に手間がかかります。 初めてレイアウトを製作する際のプラスター (この場合は入手性が最も高いTOMIXのシーナリープラスターとします) の使用は山全体に使用するのでは無く、崖や海岸、渓谷等、といった 一部分に留めるべきでしょう。 ワタシは以前から言っている通り、加工性が高く、安価で安全な 紙粘土(軽量粘土)の使用をオススメします。 また、プラスターを使用した際、地面を塗装する場合、 ・水性塗料等での塗装が必要 ・アースカラーセット等は仕上げ程度の効果しか期待できない つまり、プラスターを使用して製作した場合、写真のように 「アースカラーセット」で手軽に岩肌表現が出来ないという事です。 因みにTOMIXのシーナリープラスターで製作した手前の渓谷付近は タミヤのアクリル系塗料をエアブラシで塗装しています。 |