鉄道模型車両の基本工作4.マイクロエース製車輌のカプラーを交換する
2018-10-21
TomixやKATO製車輌の取扱説明書には、カプラーの交換方法が記載されていますが、この二大メーカーに匹敵する車輌販売数を誇るマイクロエースの取扱説明書には、カプラーの交換方法の記載がありません。
これは、自社で専用のカプラーを発売していなかった為ですが(2007年4月発売)、マイクロエース車両のカプラーは、TomixやKATOのものと交換することができます。
(交換できない車輌や交換に改造を要するものもあります)
ここでは、マイクロエースの車輌に、Tomixのボディマウント伸縮式密自連形TNカプラーを取り付けます。
マイクロエースからもようやくボディマウント式のカプラーが登場しましたが、こちらの取り付け方法もTomixと同様です。
ちなみに、E231系へは密連形TNカプラーを取り付けましたが、今回のマイクロエース車輌は気動車なので、
密自連形タイプのカプラーを使用しました。
<列車の種類別連結器の例>連結器の種類 | 略称(呼び名) | 装備されている列車の例 |
自動連結器 | 自連 | 機関車、貨車、客車 |
密着連結器 | 密連 | 電車 |
密着自動連結器 | 密自連 | 気動車、特急用客車 |
それでは、マイクロエースの車輌のカプラーの交換方法について解説します。
マイクロエース車輌のカプラー交換
ここでは、マイクロエースのキハ183系5200番台「ノースレインボーエクスプレス」のカプラーを、 前述の通り、Tomixのボディマウント密自連形TNカプラー(0371)に交換します。
動力車とそれ以外の車輌のカプラー交換方法は異なりますが、まずは、動力車以外の車輌からご紹介します。
動力車以外の車輌の台車は、写真の通り、ネジで止められています。
このネジをプラスドライバーで外します。
ネジを外したら、台車枠を取り外します。
台車には、集電スプリングが付いていますので、ネジと一緒に無くさない様に気をつけてください。
さて、Tomix車両のカプラー交換の際には、アーノルドカプラーが台車枠と一体になっていたので、 カプラー部分をニッパーで切り取りましたが、マイクロエース製のアーノルドカプラーは、 切り取らなくても、台車枠から取り外せる構造になっています。
はめ込み式になっていますので、ドライバー等で、写真の様にはめ込み部分を少し押し込んでやると、簡単に外れます。
アーノルドカプラーが取り外せました。
取り外し式の場合、元に戻せるのが良いですね♪
こちらが台車部分を取り外したところです。
マイクロエースの車両ですが、きちんとTomixのボディマウントTNカプラーが接続できるようになっています。
昔は、ボディマウントTNカプラー対応との記述もあったのですが、トラブル防止の為、現在では記載は無くなりましたが、 このように取り付け可能です。
※取り付けできない車両もあります。
ボディマウントTNカプラーを装着しました。
集電スプリングを確認しながら、台車を取り付けて完了です。
これで、動力車以外のカプラー交換は完了です!!
マイクロエース新動力車のカプラー交換
マイクロエースの車両は、Tomix製品に対応しているのが良いですね♪
次に、マイクロエースの動力車のカプラーを交換します。
マイクロエースの動力車のカプラーは、ネジでカプラー部分が台車から外れるタイプが主流でしたが、 現在の新動力車には、ネジがありません。
この為、新動力車では、Tomix車両同様、カプラー部分をニッパーで切り取ったり、 車両を細かい部分まで分解して、カプラー交換を行っている方も多いです。
しかし、新動力車は、今まで以上に簡単にカプラーを取り外せます。
その為に、先の細い精密マイナスドライバーを用意します。
マイナスドライバーのサイズは1.2mm程度が良いです。
この精密マイナスドライバーを、写真の部分に刺し込みます。
そして、軽くひねると、簡単にカプラー部分が外れます。
カプラー部分の片側が外れました。
後は、手で外してやればOKです。
思った以上に、無理なく、簡単に外せます。
取り外し完了です。
動力車にも、写真の様に、ボディマウントタイプのカプラーが取り付けられる様になっています。
※取り付けできない車両もあります。
TNカプラーを取り付けて完成です!!
鉄道模型の車両間隔を狭めて、更にディティールUP!!
密連結タイプのカプラーを取り付けて、あなたの鉄道模型をリアルに仕上げてください♪
鉄道模型車両の基本工作4.マイクロエース製車輌のカプラーを交換する
2018-10-21
TomixやKATO製車輌の取扱説明書には、カプラーの交換方法が記載されていますが、この二大メーカーに匹敵する車輌販売数を誇るマイクロエースの取扱説明書には、カプラーの交換方法の記載がありません。
これは、自社で専用のカプラーを発売していなかった為ですが(2007年4月発売)、マイクロエース車両のカプラーは、TomixやKATOのものと交換することができます。
(交換できない車輌や交換に改造を要するものもあります)
ここでは、マイクロエースの車輌に、Tomixのボディマウント伸縮式密自連形TNカプラーを取り付けます。
マイクロエースからもようやくボディマウント式のカプラーが登場しましたが、こちらの取り付け方法もTomixと同様です。
ちなみに、E231系へは密連形TNカプラーを取り付けましたが、今回のマイクロエース車輌は気動車なので、
密自連形タイプのカプラーを使用しました。
それでは、マイクロエースの車輌のカプラーの交換方法について解説します。
マイクロエース車輌のカプラー交換
ここでは、マイクロエースのキハ183系5200番台「ノースレインボーエクスプレス」のカプラーを、 前述の通り、Tomixのボディマウント密自連形TNカプラー(0371)に交換します。
動力車とそれ以外の車輌のカプラー交換方法は異なりますが、まずは、動力車以外の車輌からご紹介します。
動力車以外の車輌の台車は、写真の通り、ネジで止められています。
このネジをプラスドライバーで外します。
ネジを外したら、台車枠を取り外します。
台車には、集電スプリングが付いていますので、ネジと一緒に無くさない様に気をつけてください。
さて、Tomix車両のカプラー交換の際には、アーノルドカプラーが台車枠と一体になっていたので、 カプラー部分をニッパーで切り取りましたが、マイクロエース製のアーノルドカプラーは、 切り取らなくても、台車枠から取り外せる構造になっています。
はめ込み式になっていますので、ドライバー等で、写真の様にはめ込み部分を少し押し込んでやると、簡単に外れます。
アーノルドカプラーが取り外せました。
取り外し式の場合、元に戻せるのが良いですね♪
こちらが台車部分を取り外したところです。
マイクロエースの車両ですが、きちんとTomixのボディマウントTNカプラーが接続できるようになっています。
昔は、ボディマウントTNカプラー対応との記述もあったのですが、トラブル防止の為、現在では記載は無くなりましたが、 このように取り付け可能です。
※取り付けできない車両もあります。
ボディマウントTNカプラーを装着しました。
集電スプリングを確認しながら、台車を取り付けて完了です。
これで、動力車以外のカプラー交換は完了です!!
マイクロエース新動力車のカプラー交換
マイクロエースの車両は、Tomix製品に対応しているのが良いですね♪
次に、マイクロエースの動力車のカプラーを交換します。
マイクロエースの動力車のカプラーは、ネジでカプラー部分が台車から外れるタイプが主流でしたが、 現在の新動力車には、ネジがありません。
この為、新動力車では、Tomix車両同様、カプラー部分をニッパーで切り取ったり、 車両を細かい部分まで分解して、カプラー交換を行っている方も多いです。
しかし、新動力車は、今まで以上に簡単にカプラーを取り外せます。
その為に、先の細い精密マイナスドライバーを用意します。
マイナスドライバーのサイズは1.2mm程度が良いです。
この精密マイナスドライバーを、写真の部分に刺し込みます。
そして、軽くひねると、簡単にカプラー部分が外れます。
カプラー部分の片側が外れました。
後は、手で外してやればOKです。
思った以上に、無理なく、簡単に外せます。
取り外し完了です。
動力車にも、写真の様に、ボディマウントタイプのカプラーが取り付けられる様になっています。
※取り付けできない車両もあります。
TNカプラーを取り付けて完成です!!
鉄道模型の車両間隔を狭めて、更にディティールUP!!
密連結タイプのカプラーを取り付けて、あなたの鉄道模型をリアルに仕上げてください♪
2018-10-21車両の基本工作鉄道模型,Nゲージ,車両,改良
Posted by 敷き布