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鉄道模型レイアウト制作日記32.ローカル線ジオラマ「ケーブルの処理」

2018-12-03

3-32.ローカル線ジオラマ 新レイアウトの製作その32(ケーブルの処理)

(07/03/24の渡瀬さんの日記より)

レイアウト完成前の現在、今更のネタなのですが…
固定式レイアウト製作時に意外に気になるのが、DCフィーダー、ポイントといったケーブルの処理です。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

秘境線の場合、DCフィーダー×2箇所、ポイント×2箇所、信号機×3箇所と配線は少なかった訳ですが、旧鷲宮線ではケーブルの処理は1日仕事でした(>_<)

お座敷運転の場合、線路配置の変更を伴いますから、ケーブルの処理はあまり考える必要がありません。

しかし、固定式レイアウトモジュール式レイアウトの場合、レイアウト自体を移動させるケースが考えられますので、下手な扱いをすると「断線」のトラブルに遭いかねません。
また、ケーブルをキチンと配線する事で、見た目がすっきりさせられる効果があります。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

ワタシの場合、固定式レイアウトを製作する際、パワーユニット、ポイントコントロールボックスの位置を基準に、ケーブルの延長もしくはカットして使用しています。
各社の製品は、大体、90cm程度の長さでしょうか?
延長する場合、純正品の延長ケーブルが発売されていますので、それが安心且つ確実ですが、価格が意外に張る点と、それなりの長さが必要な場合、複数個購入する必要があります。

それでは勿体無いので、延長用のケーブルを自前で用意して継ぎ足しています。
鉄道模型の場合、あまり電力容量が大きくないので、太いケーブルは不要です。

特に、ポイントケーブルに関しては、市販されている一番細いケーブルで充分でしょう。
ケーブルは、100円ショップ、ホームセンター等で入手可能です。
ケーブルの長さについては、レイアウトボードの底面を這わすようにしますので、多少、余裕を持たせつつ、最後に束ねた際の見栄えを第一に考えます。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

配線のカットする場所は、線路側をなるべく残すようにしていますが、コネクター側に寄せすぎると、見た目が良くないので、目立たず隠せる場所が良いと思います。

カットには、ニッパーもしくは電子加工用ペンチを使用しています。
皮膜を剥がすのに便利ですね!

ケーブルの接続については、ハンダで繋ぎ、絶縁用テープでしっかりと絶縁しています。
その後、ケーブルがなるべく露出しない様に、這わせて固定します。

各ケーブルが集まる部分では、結束バンドでまとめています。
まとめたケーブルは、「コイルチューブ」「コルゲートチューブ」等で巻きつけています。
そうすることで、美観が損なわれる事が少なく、且つケーブル断線の原因もなくなります。
安全且つ確実な走行の為にも、こういった細かい所まで拘りたいものです。

(07/03/24の渡瀬さんの日記より)