New arrival Pick Up 新着記事

鉄道模型レイアウト制作日記20.ローカル線ジオラマ「地面の仕上げ-2」

2018-11-24

3-20.ローカル線ジオラマ 新レイアウトの製作その20(地面の仕上げ-2)

(07/03/08の渡瀬さんの日記より)

今回から地面に緑を加えていきます。
これで真の意味で「鉱山鉄道」「ビッグサンダーマウンテン」から脱却できます。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

ワタシの場合、これまでの行程をご覧になればお分かりかと思いますが、レイアウト製作時にはWOODLAND SCENICS製品(KATO扱い)を好んで使っています。
その理由は
・システム展開を行なっている
・入手性が高い
・価格がリーズナブル
・取扱いが簡単で仕上がり品質が良い
などが挙げられます。

前置きが長くなりましたが、地面に緑を付加していく場面で使用するアイテムは、作業工程順に紹介しますと
①ターフ
②コースターフ
③フォーリッジクラスター
④フォーリッジ
の順となりますが、③フォーリッジクラスター、④フォーリッジは切り離して考える事にします。

はっきり言って、似た名前で非常に紛らわしいです。
購入の際は中身の確認は必ず行ってください。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

「ターフ」と「コースターフ」の違いですが「ターフ」はスポンジを細かい粒状にした素材で、粒子が細かいです。
カラーパウダーと考えていただいて良いでしょう。

それに対し「コースターフ」はスポンジの粒子が大き目になっています。
ワタシは「茂み」として表現したいと思っています。
「ターフ」を下地にして、その上に「コースターフ」を使用します。

今回は「ターフ」を使った作業となります。
ターフのカラーは
・ターフ 枯草色(24-310)
・ターフ 緑褐色(24-311)
・ターフ 若草色(24-312)
・ターフ 緑色ブレンド(24-314)
・ターフ 土色ブレンド(24-315)
・ターフ 黒土色(00200041)
・ターフ 土色(002000042)
がありますが、今回は、緑褐色(24-311)、若草色(24-312)を使用しており、特に、緑褐色をメインに据えて、若草色を重ねています。
このあたりは製作するレイアウトのイメージに合わせて決めていけば良いでしょう。
因みにワタシは4月~5月を想定しています。

<鉄道模型レイアウトの作り方>
鉄道模型レイアウト(ジオラマの作り方)

実際の使用方法ですが、

  1. 木工ボンド水溶液(ボンド1:水3:中性洗剤:1滴)を作ります。ワタシの場合、ハケ塗りとスプレイヤーを併用していますが、スプレイヤーを使用する際は目詰まりに注意する必要があります。
  2. ターフを茶こしに入れ、均一になる様、振り掛けます。この際、ターフを混ぜ合わせるのも良いでしょう。
  3. 撒いたターフの固着を確実にする為、スプレイヤーを吹きかけます。
  4. 固着後付着しきれなかったターフを掃除機で吸い取ります。吸い取ったものは集めて再利用することも可能です。
  5. 色を重ねたい場合はもう一度1からの作業を繰り返します。

根本的には前回の土の手法と変わりありません。
あまり厚化粧にならない様、注意してください(笑)
細かい部分は手でつまんで撒いてください。

今回の作業に関しては、未だ下地処理だと思っていただいて良いかも知れません。
次回のコースターフの使用から少しずつ、作りこみに入っていきます。

(07/03/08の渡瀬さんの日記より)